- 教採って?
- 勉強開始前のスペック
- 1か月半でどのくらい伸びた?
- 立てた勉強プラン
- 反省点
- 改善点
- 某私立学校1校受験体験記
中学校か高校の生物の先生(できれば私立)を目指し始めたのは、さかのぼること恐らく中学生時代…
ついにここまで来たか!って感じです(笑)
一念発起して留学に出かけ、日本人と関わることなく過ごした1年間。
得たものは、本当に沢山あったけど、
日本語と学んできた義務教育課程、高校・大学で学んだ教科の内容もろともすべて忘却しました。
4月の帰国後、待っていたのは
教採の勉強を全くしないまま本番3か月前まで来てしまった自分。
さらには日本語すらままならない。
3か月で、中高理科、一般教養、教職教養、小論文対策、面接対策etc.
「無理じゃない?」
正直そんな感じでした。
勉強開始から1か月半、成果や反省点・改善点をまとめてみました。
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教採って?
まずは教採の難易度を調査し、ゴールを探りました。
大体見えてきたことは、公立学校の受験の場合、東京都であれば
専門科目の共通科目は高校のセンター入試程度、
選択科目は、難関大学の入試前後。
一般教養がない分、教職教養は、埼玉県と比べ難しく、ただの穴埋め暗記では対応しきれない様子。
加えて小論文が実施されます。
私は私学を考えていたので、難易度の設定や山を張るのことは不可能に近い!
ということで、東京都の対策を軸に計画を立てました。
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勉強開始前のスペック
そこで、まず取り掛かったことは、東京アカデミー中学理科の参考書を解いてみました。
「え、習ったっけ?」
「うわー、こんなんあった気がする!けど全然分かんない」
の嵐。
結果、中学1年生の理科から総復習する覚悟を決めました(笑)
一般教養は、友人に聞いたところ、対策が不可能とのことだったので、完全無視を決意。
教職教養は本当に何もわからなかったため、ゼロからのスタートでした。
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1か月半でどのくらい伸びた?
取り組んだ過去問埼玉県と東京都2年分づつの結果は
埼玉県の一般・教職教養は60%と70%
埼玉県の専門科目中学理科は70%(1年分)
東京都の教職教養は50%(1年分)
東京都の専門科目中高共通生物は60%程度
ほとんどゼロの状態から始めて1か月半の結果としては、自分なりに納得しています。
次はやったことの紹介!
- 立てた勉強プラン
4・5月:基礎固め
6・7月:過去問演習と復習
具体的には、
専門科目に関しては、
中学理科、物理基礎、化学基礎をスタディサプリに入会し授業を全復習。
生物基礎と生物は高校時代のセミナー生物という問題集を演習。
基礎問題が終わったら、過去問演習を開始し、できないところを対策していく。
教職教養は、
教職教養ランナーを一周。
その後過去問を開始し、出たところのみに絞って学習。
6月から過去問に取り掛かる予定でしたが、案外早めに進んだので、5月中旬から過去問開始。
といった計画とここまでの結果。
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反省点
「勉強時間の確保がもっとできたはず。」
これに尽きます。
勉強以外の拘束時間ですが、
週3でアルバイトをしていたのですが、大学の授業は全くなく、あるのは週に2回それぞれ3時間程度のゼミのみ。
にもかかわらず、引っ越しの片づけが長引いたり、
プールに行ったり、ボルダリングしたり、
気が付けば家で3~4時間だらだらなんてもったいないことをした日も何日もありました。
泣いても笑っても3か月なのだから、もっとストイックになるべきだった。
大きな反省点です。
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改善点
踏まえて、
・時間を有効利用するためにストイックになること
・アルバイトを週に2回にすること
・もっと集中して取り組むこと
これらが改善点。
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某私立学校1校受験体験記
早速、私立学校を一校受験してきました。
問題は、一般・教職教養は30分とのことで思っていたよりは簡単でした。
専門科目は恐らく、理科の共通科目は
高校受験レベルか、大学受験用問題集の基本問題程度。
選択の生物は、問題集の標準問題くらいでしょうか。
こちらも身構えていたよりかは簡単な印象を受けました。
ただ、時期が早いこともあるのか、受験人数は多かったです。
私が受けた教室には情報の受験者1人、理科の受験者25人程。
理科の中では物理10人、生物10人、化学5人、といったところでした。
問題の難易度等考えると、ほぼミスは許されないのだろうか…
あるいは結構な割合で2次試験には進むことが出来るということなのか…
分かりませんが、
本番を一度経験できたことで少し安心感が生まれました。
教員採用試験は人物重視といわれる以上、
これから、小論文対策や二次試験の対策にももっと力を入れていきたいと思います。